不動産の国際競争・国際不動産見本市・北京の分譲マンション|トピックス20030508
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不動産の国際競争・国際不動産見本市・北京の分譲マンション
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不動産の国際競争・国際不動産見本市・北京の分譲マンション
バードレポート・トピックス版 2003.5.8.
- 不動産の国際競争…不動産インデックス国際比較
- 国際不動産見本市会場での都市セールス合戦
- 北京の新築分譲マンション不動産見本市会場
- 要塞町の人々・ワンランク上への中古住宅流通
不動産の国際競争…不動産インデックス国際比較
世界12ケ国で不動産投資インデックス(不動産投資のための指標)を提供しているIPD社が日本進出しました。7月から東京大阪のオフィスを対象としたインデックスを公表し、住居系にも広げていくとのことです。(日刊不動産経済通信2003.4.14号)
不動産インデックスは対象物件を利回りにより表示するのが普通です。他の世界各国の不動産と日本の不動産とが同じインデックスの指標により比較される時代がやってきています。
日本の不動産はつい数年前までは極めてローカル色の強いマーケットであり、外資にとってとても恐ろしくてポートフォリオに組み込めないマーケットでした。しかし日本の土地本位制は崩壊し、借地借家法等改正・証券化市場整備・収益価格による評価・投資家歓迎といったマーケット大転換により外資にとっても安心して算入できる市場になったようです。
国際不動産見本市会場での都市セールス合戦
フランス南部のカンヌ映画祭が行われる会場で不動産プロフェッショナル国際マーケット会議が3月4日から7日まで行われました。国際不動産見本市です。世界61カ国から不動産関係者ら15000人が集まって商談を行いました。(住宅新報2003.4.25号)
日本からは民間として三井不動産・三菱地所・森ビルが参加しています。そして注目すべきは民間ばかりではなく、国土交通省・都市再生本部・東京都・大阪府が日本ブースの展示とパネルディスカッションに参加したことです。
国土交通省の出展目的は「積極的に都市セールスを行い、外資系企業の誘致促進の一助とする」ことです。役所が民間不動産会社と協調して、海外に向けて都市セールスに出向く時代になりました。
会場ではパリ・ロンドン・ベルリン等が広大な最新都市模型を並べて都市セールスを繰り広げたそうです。都市に魅力がなくてはその国は国際競争から脱落してしまいます。今の東京や大阪は外国からみて魅力があるのでしょうか。とても心配です。
北京の新築分譲マンション不動産見本市会場
bird発行人が今年3月に北京で見た不動産見本市「北京国際商品房公益会」。「商品房」とは分譲マンションのこと。広い見本市会場を何十ものブースに区切り、各ブースで新築マンションの販売営業です。
日本では新築マンション探しは一件づつ見に行かないといけないのですが、北京ではここにくれば北京周辺で分譲中の新築マンション戸建住宅等の多くについて一気に説明を受けられます。
日本の新築分譲マンションでは「外国人建築家によるデザイン」が売り物になりますが、北京では「日本人建築家によるデザイン」が大きな売り物でした。残念なことに、その建築家の名前はbird発行人にとっては始めて聞くお名前でしたが。
一般市民がパネルや模型を熱心に見入り、各不動産会社はパンフレットをばら撒きあっていました。
要塞町の人々・ワンランク上への中古住宅流通
NHKスペシャル「富の攻防:要塞町の人々〜アメリカ競争社会の勝者たち〜」は見ごたえある番組でした。要塞で囲まれた住宅地をつくり、富める人たちだけが集まり排他的に暮らします。その住宅地に小学校をつくることすら住民の反対でできません。先生等外部の人間がゲートを越えて住宅地内に入ることにより治安が悪化するというのが、何と理由なのです。良いも悪いもまさにアメリカらしい話です。
アメリカの大都市では、その人の住所を聞けば、どんな仕事でどんな年収なのかがある程度分るそうです。同じ暮らし向きの人が同じ住宅地に集まりコミュニティをつくるのが当然のようで、自宅の住所がステイタスになります。要塞町は富を極めた人だけのステイタスあるコミュニティなのでしょう。
アメリカ人はよく働きます。ワンランク上のステイタスを目指し、収入が上がる度に何度も引越しを繰り返します。だからアメリカは中古住宅流通が盛んなのではないかとbird発行人は思っています。
日本では都心部で再開発をすると住宅部分には高級分譲・公団賃貸・公営住宅を混在させました。様々な資産階層所得階層が混在するコミュニティとなり、それが日本では当然です。だからわざわざワンランク上のコミュニティなんか目指しません。引越してもステイタスはなく、どこも似たようなもの (例外もありますが)。これが日本の住宅数当りの中古住宅流通が米国に比べ少ない理由の一つと思います。
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