マンション企画下方修正・日帰り入院とは/トピックス
バードレポート・トピックス版2003.9.25.
- 値段を下げるために商品企画の下方修正
- 値段を下げるための鏡貼りモデルルーム
- 日本の不動産への海外からの投資はまだ増える
- 不動産投資信託の勢いが止まらない
- 日帰り入院と単なる診療との違いはどこで見る?
値段を下げるために商品企画の下方修正 2003年上半期の首都圏のマンションの特色として商品企画のレベルダウンがあるそうです。
(1)構造駆体…床スラブのコンクリート厚を薄く、二重床二重天井をやめる、逆梁アウトフレーム工法をやめる。(2)住戸プラン…専有面積の圧縮、ショートスパン、住戸プランの単純化、間仕切りの遮音性能を落とす。(3)設備内装…脱塩ビシートの見直し、床暖房止める、システムキッチングレードダウン。(4)大規模マンション…ランドスケープ簡略化、共用設備減らす、エレベーター減らす、建物外観デザイン簡略化。(住宅新報2003.9.23.佐藤美紀雄氏)
つまり物件の質を下げることで建築価格の引下げて物件価格の割安感を保とうとしているようです。
値段を下げるための鏡貼りモデルルーム またマンションの1住戸の面積が少なくなっているようです。総額を安くしないと売れ行きが悪いからです。そうなるとモデルルームは部屋を狭く見せないような工夫をしなくてはありません。
あるモデルルーム。玄関にはいると等身大の鏡。リビングでは壁一面の鏡。主寝室にはいってラブホテルじゃあるまいし壁一面の鏡。「ガマの油」だそうです。「それにしても安易過ぎますし、物件の品格を落とします。」(週刊住宅2003.9.25.碓井民郎氏)
日本の不動産への海外からの投資はまだ増える 「大きなリターンが期待できる旨みのある物件、例えば初期の不良債権絡みの大型物件のようなものは、今後出てくることはあまりないかもしれない。」
「金融的にも法律的にも高度な技術を駆使することによって初めて投資対象となるもの-----権利関係の複雑なビルとかゴルフ場ホテルといったような案件---は、日本の市場にはまだまだたくさんある。」
「海外の投資家は皆ハイリターン狙いだというのではなく、低リスクで安定したリターンを求める投資家もいる。日本の不動産市場もそうした投資家からの資金が呼び込めるまでに厚みが増した」
(不動産経済FAX-LINE2003.9.17.米国大手弁護士事務所の弁護士へのインタビュー)
日本の不動産市場は外資から見て落ち着いてきているようです。日本への投資が消極的になったファンドがあるものの、海外からの投資はまだまだ増えていきそうです。
不動産投資信託の勢いが止まらない 運用不動産を倉庫や集配センターに絞り込んだ不動産投資信託REITが発足します。三菱商事は今後1年間で15物件程の物流施設を取得して資産規模500億円程度にして来秋を目処に上場を目指すということです。最終的な資産規模は4000億円。簿価ベースでみると倉庫業最大の三菱倉庫の物流設備資産1500億円の倍以上となります。米国では物流倉庫を始め刑務所その他物件を特化したREITが多数あります。日本もその方向を向いているようです。
(2003.9.22.日経)
明治生命・東京三菱銀行系の不動産投資信託「グローバル・ワン不動産投資法人」が9月25日公開します。公開に先立ち3物件397億円で取得しました。
東急系の不動産投資信託「東急リアル・エステート投資法人」が9月11日に公開しました。東京都心と東急沿線のオフィスと商業施設に特化するそうです。上場に先立って11棟を803億円で取得しました。
オリックス不動産投資法人は2003年8月都内3棟と名古屋1棟合計245億円で取得しました。日本たばこ産業は8月26日に不動産投資信託への算入を目的として資産運用会社を設立し、商業施設を中心として上場を目指します。
(日経不動産マーケット情報2003.10月号)
日帰り入院と単なる診療との違いはどこで見る? 最近の医療保険はバラエティがとんできています。流行は「日帰り入院」に支給される入院給付金。風邪をひいて病院に行っただけでは、多分入院ではなく単なる診察なのでしょう。では「日帰り入院」とは何なのでしょうか?
病院の窓口で渡される「医療費請求書」を見ると一目瞭然だそうです。「入院料」の欄に点数(金額)の記載があれば入院扱いだそうです。
(保険毎日新聞2003.9.18号)
ちなみに旅館は1泊2日で1泊分の請求ですが、病院の1泊2日は2日分の請求になります。ご存知でしたか?
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