マンション販売とネット・マンションと携帯ネット・SNS対応/トピックス版
バードレポート・トピックス版2007.7.26.
- マンション販売で「ネットがきっかけ」が50%超
- マンションを携帯で買う奴がいるのか?
- 顧客のサービスとフォローはSNSで
マンション販売で「ネットがきっかけ」が50%超 大京でのインターネットをきっかけとするマンション契約率は、2006年3月期は戸数で45.6%、金額で47.5%でした。2007年3月期には戸数で56.3%、金額で56.7%と50%を超えました。
三井不動産販売の2005年度のメール取り合わせ件数は55,281件。2006年度は61,144件。メール対応件数だけで大変な数字になっているようです。
(不動産業戦略e-REVIEW 2007.7.)
新築マンション購入世代や賃貸マンション購入世代にとってインターネットはすでに当たり前。世代によってはすでにインターネットは飽和状況にまで達しています。
そしてネットでの顧客集客も複雑になっています。
三井不動産レジデンシャルは具体的マンション購入顧客に向けて「三井のすまい」www.31sumai.comを用意しています。そして具体的に購入を意識するところにまで達していない層に向けては「みんなの住まい」www.37sumai.comというコミュニティサイトが用意されています。
更に、潜在顧客に向けて、「楽しい暮らしの研究所イエラボ」ielab.jp、「イエカキ理想の住まい」rakugaki.iekaki.jp、「つなぐ」tsunagu.31wow.com、「イエはてな」d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na、の4つものサイトを用意して、現在はビジネス対象外のユーザであっても、いつかマンション購入を思いついたら即座に三井不動産レジデンシャルに来るようにとの、ネット上で遠大な構想を描いています。
マンション購入後の顧客向けのカスタマーサポートサイトも用意され、「みんなの住まい」「三井の住まい」と同じidとパスワードでログインできます。
単に「ネットで集客すればいい」といったインターネット入門時代はすでに終わっています。
マンションを携帯で買う奴がいるのか? 「僕は、次に引っ越した先ではネットは引かないつもりなんだけど、このケータイのフルブラウザだけでイケそうかな?」…こんな人も当たり前になりそうです。パソコン不要のケータイアクセスです。
(月刊ネット販売2007.7月号)
「中高年のための携帯電話活用術入門」なる本が書店に並んでおり思わず買いました。中高年はこんな本でも読まない限り(というより、読んだとしても)、現代の携帯電話を使いこなせません。
携帯電話を最初に手にしたのは今の中高年層ビジネスマンです。ビジネスでの通話のためでした。だから電話のための道具と思い込みます。他の世代は違います。最初からメールやネットの道具でした。
総務省の平成18年通信利用動向調査では、ネット利用者はパソコンからが8055万人、携帯・携帯端末からが7086万人です。パソコンを使わずに携帯・携帯端末からのみでの接続が688万人になっています。
パソコンでのネット普及は(1)高速通信網(2)料金定額制(3)検索エンジン、の3つの普及が背景でした。
携帯インターネットはこの3つともまだまだです。しかしどれも急速に普及しはじめています。
モバイルコマースのボリュームゾーンは20代から35歳までの女性です。この世代はこれからのマンション購入世代に育ちます。
マンションを携帯で買う奴がいるのか?…まさか。
でも携帯は24時間30センチ内にある通信ツールです。「きっかけ」なら十分に役割を果たすでしょう。
ネット携帯コンサル会社には、マンション販売のための携帯サイトの相談も寄せられています。金融商品でもマンションでも、消費者を対象とするのなら携帯インターネットは避けられません。
顧客のサービスとフォローはSNSで 個人向け不動産コンサルサービスのさくら事務所 では、顧客に対し「アフターフォロー保証書」を発行し、その後のさまざまな疑問や問題について、電話・メール・来社で10年間にわたってフォローをします。
そしてこのサービスをSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)にのせます。SNSは「ミクシィ」が有名です。仲間だけのネットコミュニティです。同社では依頼者限定SNSで相談内容と対処方法を他の依頼者との間で共有化していきます。
(不動産業戦略e-REVIEW 2007.7.)
個人向け不動産コンサルティングサービス自体が、ネット時代でなくては成り立たなかったものでしょうし、その顧客サービス手法もネットの進化にともなって大きく変わっていきます。
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